地震に耐えるか、免れるか、制するか

今回は【 地震に耐えるか、免れるか、制するか 】についてです。

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石川県能登地方で19日に震度6弱、
20日に震度5強と地震が続いています。

1週間程度はさらに強い地震が来る可能性が
あるので、十分に警戒・対策を
していただきたいです。

石川県の皆様のご無事をお祈り申し上げるとともに、
お見舞い申し上げます。


コロナ化でお家にいる時間が多い中、
地震が起きた時、

個人でどのように対処すべきか?

そもそも今住んでいるお家は安全なのか?

など、考える事もあるかと思います。


■ 建物はどうあるべきか?
地震2.png
基本は、『壊れず・生活に支障なく住み続けられる』
が、第一条件となると思います。

なかでも、建物の損傷よりも、
『命』を守ってもらえる事が
重要になるのではないでしょうか。


そこで大切になってくるのが、
耐えるか、免れるか、制するか?

よく耳にする、耐震・免震・制震ですね。
この3つの違いについてです。

【 耐震とは 】
建物が地震に耐える事を目的とし、
筋交いや、耐力壁を配置して、頑丈な建物を作る。


【 免震とは 】
基礎の上などに免震装置を設置して、
地盤の揺れに、建物が影響を受けない様にする。


【 制震とは 】
地震を制御する目的とし、
揺れを熱に変換するダンパーを設置したり、
最上階に重りをつけ、地震の際に振り子の原理を使って、
建物の揺れを最小限にし、反対に揺れ返す事で
建物に地震の伝達を最小限に抑える。

などなど、、、

耐震工法は関東大震災以降、最も多く適用されました。
免震工法は阪神淡路大震災以降、注目されましたし、
制震工法も、同時期に多く活用されるようになった工法ですね。


免震で抑えた変動を、制震装置で減少させたり、
これらの工法を併用して、地震に備える事も可能です。

現在、皆様のお住まいの建物が、
どういった工法であるのか、
わかっているか、いないかでは、
大きく違ってくるのではないかと思います。


建物の工法を確認するのは、
とても大切な事であると、
改めて認識いただけるのでないでしょうか。

いろんな住宅会社さんを回る場合、
確認してみて下さいね!

リフォームのご相談も、また、
新しくお家を建てる時にも、見直しも含めた、
安心・安全な家づくりの
ご提案を致します。

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