インテリアのカラー

今回は、お部屋のカラーについてお話させていただきます。

皆様は、ご自宅のレイアウトや家具の色には、こだわりがありますでしょうか?
お部屋のイメージごとに色分けされている方、
内観だけでなく外観から色のこだわりがある方、
特別な色のこだわりがない方等、様々いらっしゃるかと思います。

 
そんな「色」には、視覚から得られる効果、連想できるものがあり、
お部屋の色一つで住み心地、感じ方が異なってきます。
 
 

ここで、5つほど色の与える効果をご紹介いたします。
 

【緑】 
森林等の植物を連想させる緑色は、リラックス・安心感を持たせる色といわれています。
部屋では、リラックスしたい方にお勧めの色となっています。

【茶】 
木目や大地を連想させる茶色はアースカラーともよばれ、
住宅のベースの色や家具など多く使われている色になっています。
自然の中でも、多く見かける色なだけあり、安心感をもたらす色といわれています。

【青】 
水や空の色である青色。服装でも身に着けていると清潔感があるとよく言われます。
部屋の中でも、清涼感があり、落ち着いた雰囲気で生活できる色です。

【赤】 
昔から、情熱感や温かみがあるといわれる色です。
気力回復や、食欲増進効果があるとも言われています。
お部屋の中でも、ワンポイントで使うと綺麗にお部屋に映える色です。

【黄】 
風水では金運が上がるといわれ、縁起の良いとされている黄色。
視覚効果としては、集中力が高まる効果や、元気の出る色ともいわれています。

上記のように、色には様々な視覚的効果や連想させるものがございます。
このようにそれぞれ効果や人の好みのある色でお部屋を作るとき、
配置や色遣いで皆様は悩むのではないでしょうか?

どの色をどれくらいの割合で使うとよいか、どの色と合わせるとマッチするのかは難しい判断です。


ここからは、お部屋作りの際の、バランスの良い色の配分をご紹介いたします。
お部屋の色使いにはいわゆる黄金比率があります。

・ベースカラー
 名前の通り、お部屋の中でベースとなる色です。
お部屋の大部分をこちらの色で作るのがよいとされています。
割合としては、全体の70%といわれています。
基本となるだけあり、個性を強く出す色ではなく、落ち着いた色、多くの色と相性の良い色がよいでしょう。
どの色とも合わせやすいナチュラルや、ブラウンの色が人気です。

・アソートカラー
 部屋のイメージを左右する色。
前半でご紹介したような色を、部屋全体の色として配色していくと良いです。
割合は全体の25%と言われています。
お部屋の印象、効果はこの色で決まるため、効果によって決めてみましょう!

・アクセントカラー
 最後のカラーは、ここまでで決めた部屋のカラーを調整する色です。
ここでは、派手なカラーも使いやすい色になっています。
割合は、全体の5%と言われています。
使い方としては、お部屋の小物、クッションや観葉植物で取り入れると、きれいにお部屋のアクセントになります!

 
まとめると、ベースカラー 70%・アソートカラー 25%・アクセントカラー 5%がお部屋の色の黄金比率といわれています。

ぜひ、本日お話した、色の効果でお部屋を作り、色の視覚的効果を体感してみてはいかがでしょうか?
作成の際は、それぞれ、ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの比率もご参考下さい!
 

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