アクセントの取り入れ方 ②

今日は、壁紙以外のアクセントの取り入れ方についてです。

○カーテンで彩る


カラーを決める段階で気を付けておきたいのが
「家具」です。


「部屋を華やかにしたいから、柄付きの壁紙がいい!」
など、色々なご希望があると思いますが
家具や家電、設備を入れた際に違和感はありませんか?


どこか、ちぐはぐな印象になっていませんか?


「だけど、部屋にアクセントが欲しい!」
という場合は
カーテンでアクセントをつけてみるのがお勧めです。

カーテンには、沢山の柄や模様のモノがあります。
しかも、壁紙に比べ
いざ飽きてしまった時に、他のものに変えやすいというメリットもあります。

○照明で遊ぶ

次は、照明を使ってアクセントをつける方法です!


カーテンと同じように、照明にも沢山の形、柄、色の
モノがありますね。


とはいえ、全ての照明というワケでなく

お勧めの場所は...
キッチン、玄関、階段です。


玄関は家の顔となる場所ですし
誰もが目にする場所です。

階段などは、シンプルになりやすい場所なので
照明でアクセントをいれると
とってもおしゃれな雰囲気になります。


 
ここで一つポイントを...

カーテンや照明でアクセントを入れたい場合は
壁の色は白にしておくことがポイントです。

壁紙はもちろんですが
白の塗り壁で、刷毛の模様だけ付けても素敵ですね。


「床板はどうしたらいいの?」

「ヴィンテージの雰囲気にしたいけど
 ポイントはある?」

「外観も内装も、南欧風で統一したい!」


など...

もっと詳しく知りたい!
プロの意見を聞きたい!
という方は、お気軽にご相談ください。

他にも...

「子どもを育てやすい家にしたい!」
など、『住育』に関心のあるかたも


是非ご相談ください。

アクセントの取り入れ方 ①

今日は、家の中の「アクセント」の
取り入れ方についてのご紹介です。


部屋にアクセントを入れてオシャレな雰囲気にしたい
と思った時に、多くの方が取り入れるのが「アクセント壁」です。


アクセント壁とは...?


他の壁とは違った色や柄、素材を取り入れることで
空間にアクセントをつけ、変化を付けます。

例えば、リビングの一面だけ花柄にするか
レンガ調のものにするかで
全く違った部屋になりますよね。

ですが!

アクセント壁を採用する際に
一つ気を付けておきたいのが...


「飽きる」
という点です。

「私は絶対に花柄の壁紙を使いたい!」
など思っていても、数年後には...


「飽きた...。やっぱり、やめておけばよかった」
となるかもしれません。

では、どのように取り入れたらよいのでしょうか??


 
○色を取り入れる


まず一つ目が「無地」のものにするという点です。


どうしてもアクセント壁が欲しい!
という場合にお勧めです。

弊社では、ダークグレーが人気ですね。

大人っぽい落ち着いた雰囲気になります。


 
○小さな面積を選ぶ


次に、面積の小さな場所を選ぶという点です。

例えば、トイレの壁などがありますね。

「部屋には使いづらいけど、使ってみたい色」
を採用してみるのも良いですね。

(次回は、アクセント壁以外の方法をご紹介します!)

家事動線、本当にそれでいいんですか??

「家づくり」には、様々なポイントがありますが
今回は、多くの方にとって重要な『家事動線』について
改めてご紹介したいと思います。

仕事に加えて、家事と育児となれば
少しでも家事の負担を和らげたい...
という気持ちになりますね。

そして、「家づくり」をする上では、
この家事にかかる負担を少しでも和らげるために、
間取りや仕上げに工夫を凝らしていくのもまた、
住宅会社が担うべき大切な役割です。


しかし、それを実現するためには、
一つ大切なことがあります。


それが...
"部屋は日当たりが良い方に配置する"
は、本当に必要か?と考えてみることです。


周辺環境や形といった土地が持つ条件に関係なく、
このセオリーに従って「家づくり」を進めてしまった場合、
日当たりの良し悪しに関係なく、
なにかしらの問題や悩みを抱えることになるし、
家事動線という点においてもまた、
余計に手間がかかる間取りをつくりあげてしまうんです。


最短の動線のはずが...
家事動線をよくするために、
"キッチンと洗面脱衣室を近くに配置して欲しい"
というご要望を多くの方がお持ちだと思います。


しかし、そのもう一歩先を見つめてみると、
洗面脱衣室から洗濯干場までの距離は、
決して近いというわけじゃないお家がほとんどではないでしょうか?

もし、2階にある寝室のベランダまで
干しに行かないといけないとしたら、
おそらく最長の家事動線となっているのではないでしょうか?


この原因は、先程お伝えさせていただいた
"部屋は日当たりが良い方に配置する"
という固定概念に縛られてしまっていることあります。


全ての部屋を日当たりが良い方向に配置しようとすると、
水回りは必然的に日当たりが悪い方向になります。


でも、洗濯物を干す場所は?


仮に、干し場所を南側に
しかも、日当たりを考慮して2階にすると...?


毎日毎日洗濯物を持って、
二階に移動することになってしまいますね。


若いうちはなんとも思わないかもしれません。
しかし、20年後、30年後はどうでしょうか?


足腰が弱ったり、
悪くなってしまったとしたらどうでしょうか?


寝室や子供部屋ってずっと日が当たっている必要ある?
チョット、思い起こしてみてください...


何時に寝室に寝るために行きますか?

何時に起きていますか?

一日のうち、寝る時間以外、
どれだけの時間を寝室で過ごしますか?


あなたのお子さんは、
どれくらい自分の部屋を使っていますか?

もし、自分の部屋で寝ているとしたら、
何時に寝に行って、何時に起きていますか?


思春期が来て、もし部屋で勉強するようになった時、
直射日光が一日中入る続ける部屋で、
集中して勉強出来るでしょうか?


そうなんです!

これらの部屋は、
一日中日が当たっている必要なんてないですよね?


一日を通して明るくさえあってくれれば
それでいいですよね?


であれば、日中も洗濯物を干しておくことが出来る
洗面脱衣室が日当たりがいい方が、ずっと合理的かも。

花粉症に苦しむ方であればなおのことです。


この間取りの工夫が出来れば洗濯物を干しに行く家事動線も、
ずいぶんと短く実現するコトが出来ます。


そして、家事の手間をずいぶんとカットすることが出来ます。


洗濯作業は、同じフロアで全てが完結出来れば、
ずいぶんと手間が楽になります。


とはいえ、その工夫を間違えてしまうと、
それはそれで別の問題が発生してしまいます。


更に、全ての家が南向きの部屋を作れるとは
限りませんよね。


間取りは、お施主様のご希望だけでなく
土地や周辺環境にも左右されます。


では、どうしたら良いのでしょう?


自分の家にピッタリな間取りは??


「もっと詳しく知りたい!」
という方は、お気軽にご相談ください。

えっ!?こんなに経費が掛かるの? ②

今日は、昨日の続きから...

○火災保険・地震保険


続いて、予算をとっておかなくてはいけない項目が、
火災保険と地震保険です。


まずは、火災保険からご説明させていただきます。


火災保険は、保険会社によって条件も費用も違ってきます。
そして、家の構造によっても費用が大きく違ってくるし、
加入する年数によっても費用が違ってきます。

また、保障範囲によっても費用が違い
家だけの火災保険に加入するか?
あるいは家財まで加入するのか?
によっても費用が違ってきます。


そして、火災保険の費用を大きく左右することの1つが、
水災の被害リスクが高い地域かどうかです。


水災リスクが高い地域で家を建てるとなると、
必然的に、保障範囲が広くなり保険料が高くなってしまうし、
また同時に、家財道具にも保険を掛ける可能性も高くなるので、
さらに火災保険費用が高くなってしまうからです。


このように、一口に火災保険と言っても
様々な要因から予算の取り方が変わってくるので、
こういったことも加味しながら
火災保険の予算を確保しておく必要があります。


 
地震保険については

火災保険に加入しないと地震保険には加入出来ないこと、
構造で保険料が大きく異なること、
耐震等級によって保険料の割引率が違ってくること
などが特徴として挙げられます。


また、加入出来る保険料が
火災保険で加入出来る価格の半分までであるため、
もし地震によって家が倒壊したとしても
保険料だけで建替えが出来るわけではない
ということも理解しておくようにしないといけません。


しかも、地震による被害の度合いによって
おりてくる保険料に差があるため、
思ったよりも保険がおりてこない可能性があるということも
同時に理解しておくことが大切になります。


 
○家づくりに必要な登記費用


続いて、計上していく経費が『登記代』です。


まず、土地を購入した場合"所有権移転登記"という
所有権を持ち主から自分に変えるための登記費用が必要になります。

そして、その土地代金を銀行から借入するとなれば、
銀行が、その土地を担保に取るための、
"抵当権設定登記"という登記費用が必要になります。


また、家が完成したと同時に行う登記が、
"建物表題登記"です。


住所・構造・面積といった内容について、
法務局に備え付けるためのに行う登記です。


さらに、表題登記が出来ればその建物の所有権を設定するために、
"所有権保存登記"という登記を行いその登記が完了したと同時に、
その建物にも担保を設定するために、
銀行が建物に抵当権の追加設定を行うようになります。


このように、土地から買って家づくりをする場合、
これらの登記が掛かるようになるんですよね。

この他、土地の地目が宅地じゃない場合、
地目を宅地に変更する"地目変更登記"が必要になったり、
古い家が建っているためその取り壊しをしないといけないとなれば、
"建物滅失登記"が、別途で必要になることもあるので、
こういった費用をも見落とさないように注意しないといけません。


 
さて、経費というと沢山のものがあります。
「もっと知りたい!」
「家づくりをスタートさせたい!」
という方は、お気軽にご相談ください。

えっ!?こんなに経費が掛かるの? ①

家づくり」で最初に気にかかるのが...
「月々の返済額」ではないでしょうか?


広告などでも、家賃と変わらない値段で!な
どと書かれているのをよく目にします。


やはり月々の返済額がおさえられるというは
「家づくり」において重要なポイントです。


だからこそ、しっかりとやっておくべきなのが
資金計画!


始めに、「家づくり」の予算を立てておくという事です。


自分たちにとってより良い住宅ローンを選び
また無理をすることなく、
返済金額を設定することが出来れば、
自分たちが銀行から借入すべき金額が自ずと導き出されます。


そして、その金額に自己資金をプラスすれば、
あなたが家づくりに掛けていい予算が分かるわけですね。


「家づくり」を現実的に考えていくならば、
誰しもがこのように予算算出をしなければいけません。


先に土地を決め、間取りを確定し...
その結果出てきた予算を
「家づくり」の予算とするのではなく、です。


そこから、この予算をもとに
土地や家にそれぞれ予算の振り分けを行っていくわけですが、
今回は、多くの方が見落としがちな、
「家づくり」に付随して別途で掛かってくる経費について、
お伝えしていきたいと思います。


○銀行にかかるお金


銀行で住宅ローンを借りるとなれば
必要となってくるのが銀行経費です。


これは、変動型の商品を選ぶか?あるいは固定型の商品を選ぶか?
によっても費用が違ってきます。


また、つなぎ融資に伴う手数料や金利なども
銀行によって全く異なります。


なので、資金計画の最初に、
金利だけじゃなく、こういった条件なども加味しながら、
住宅ローンを選びましょう。


そうして、選んだ住宅ローンに掛かってくるであろう経費を
漏れなく全て算出するようにします。

工事請負契約時に確認する書類は何? ③

今日は、昨日の続きからです。


契約書にサインする前にチェックする書類、
今回は、最後に見積書、設計図についてあげていきます。

(前回の続き)

その3.見積書について

見積書は、工事項目、形状寸法、数量、単価などが
細かく記載されています。


より詳細に見積もってもらうと
追加変更の場合にもそれぞれの金額が明瞭なので、
トラブルになりにくいでしょう。


その4.設計図・仕様書について


契約図面として工事請負契約書に添付される図面は
実施設計図で、ここで表しきれなかったものは、
仕様書に記載されます。


設計図や仕様書は、見積もりの明細と食い違いがないか、
しっかり確認しておきましょう。


→設計図の記載内容は?

設計図は、大きく3つの目的のために作成されます。

①発注者と請負者の相違がないようにするため。

②建築確認の申請に必要だから。

③工事現場に工事内容を伝えるため。

その内容は、15~30項目にわたり、細かく記載されています。

一例をあげてみます。

1.敷地調査報告書

2.特記仕様書

3.設計概要書

4.仕上表

5.配置図

6.平面図

7.屋根伏図

8.立面図

9.断面図

10.矩計図(かなばかりず)

11.平面詳細図

12.展開図

13.天井伏図

14.建具リスト

15.階段詳細図

16.部分詳細図

17.家具図

18.地盤調査報告書

19.基礎伏図

20.1階床伏図(土台伏図)

21.各階床伏図(梁伏図)

22.小屋伏図

23.軸組図

24.基礎詳細図

25.構造基準図

26.金物位置図

27.金物リスト

28.壁量計算書

29.構造計算書(仕様規定で対応の場合は無し)

30.外部給排水設備図

31.設備位置図

32.照明器具リスト

33.電気配線図

34.給排水設備配管図

35.住設機器図

36.外構図

見積書と照らし合わせてチェックするのは大変ですが、
一生に一度の大きな買い物です。


しっかりチェックしていきましょう。

工事請負契約時に確認する書類は何? ②

今日は、昨日の続きからです。


前回は、契約書類の種類をチェックしました。

今回は、契約書類のチェックポイントを確認していきます。


○契約書のどこをチェックすればいいの?

その1.工事請負契約書について

設計や工事代金が決まると、次はいよいよ着工です。

この段階で、お施主様と施工会社の間で、

「工事請負契約書」を取り交わします。

この契約書には、どんなことが記載されているのでしょうか。

1.工事名

2.工事場所

3.着工時期及び完成の時期

4.請負代金の金額

5.請負代金の支払い時期と方法

6.調停人(定めない場合あり)

7.その他

まずは、工事代金の支払い時期と方法について

チェックしましょう✔

建物の工事は工期が長いため、

一般的に3回~4回に分けて支払います。

1回目は着工時、

2回目は上棟時、

3回目は竣工時、

4回目は完成引き渡し時、

それぞれに、請負代金の何%を支払うのか取り決めをします。

工事の進捗度合いに見合った支払い金額になっているか

チェックしましょう。

その2.工事請負契約約款もチェックしよう。

約款には、工事中から引き渡し後にわたり、

なんらかのトラブルが生じた際の解決方法が記されています。

契約書にサインする前に入手し、

ご自身に不利な内容となっていないか、チェックしておきましょう。

次回は、その他の書類のチェック項目を確認したいと思います。