家事動線と生活動線を考える ②

今日は、昨日の続き「家事動線」と「生活動線」についてです。

○生活動線

生活動線とは、生活する上での家の中での移動を言います。

生活動線を考えるうえで大切なのは
ご家族の一日の行動パターンやライフスタイルを考えること。

朝は洗面台などが混雑していないか?

来客は多いか?

週末は何をして過ごしているか?

などを書き出してみると良いですね。

生活動線を考える例として...

① パブリックゾーンとプライベートゾーン

まず、来客が多い場合...特に、泊り客が多い場合は
リビングや客間を通らずに自室・風呂・トイレに行けるように
しておきましょう!

「お風呂に入りたいのに、お客さんのいる
リビングを通らないといけない」
というのは、避けたいですね。

② 家事動線

前回お伝えした通り、家事にも家事動線があり
炊事・洗濯などを行う時の移動を言います。

家事動線は、家の間取りを決める際に抑えておきたい
重要なポイントですが
生活動線を考える際には、この家事動線と
交差していないことが大切です。

交差していると、人と人とがぶつかってしまうので
頻繁に重なってしまうと
家事が邪魔されている感覚になってしまいます。

生活動線には、様々パターンがあるので
朝の準備・来客時・夜にご家族が集まった時...
など、分けて考えると分かりやすいですね。

動線は、暮らしの快適さに結び付く大事なポイントです。


ご家族のライフスタイルを明確にして、間取りを決めましょう!