住宅ローンの借り換え ②

今日は昨日の続きです。


5.借り換え先と貸借契約を結ぶ


借り換えることが決まった金融機関と、
新しい住宅ローンの契約を行います。


この時、同時に今後の住宅ローンを返済していく
預金口座も開設します。


この時、司法書士にも同席してもらい、
抵当権設定に必要な書類を預けます!


6.融資実行→繰り上げ返済(融資実行日にする)


「5」で開設した口座に、新たな住宅ローンが融資されるので、
これまでの金融機関の指定口座に、
次の項目に該当する金額を送付します。


・住宅ローンの残債

・先月の住宅ローン返済から今日までの日割り計算した
金利の支払い利息

・繰り上げ返済事務手数料


7.抵当権の抹消と設定(融資実行日にする)


金融機関から預かり、司法書士へと渡した抵当権に関する書類を、
融資実行日に司法書士が登記所に持っていき、
旧抵当権の抹消と、新抵当権の設定を同時に行います。


8.借り換え完了。新たなローンの支払い開始。


:諸費用がかかるので、繰り上げ返済も視野に入れて。


借り換えをするには、以下のような諸費用がかかります。

・繰り上げ返済手数料(金融機関ごとに異なる)

・抵当権抹消諸費用(司法書士に頼むと、1万円~2万円)

・借り換え後の事務手数料(借入額の何%かかかる。)

・保証料(フラット35や一部の金融機関ではかからない。)

・団体信用生命保険料

・登録免許税(抵当権設定時にかかる)

・司法書士手数料

・印紙税(2万円程度)


借り換えをするには、このように数十万円の諸費用がかかります。


借り換えをするメリットと、諸費用の負担を天秤にかけて、
メリットが少ない場合は、繰り上げ返済も検討してみましょう。